こんにちは、VIX大好きです。

突然ですが、私VIX大好きは1月25日をもって仮想通貨の短期売買を引退します。
理由はいろいろあるのですが簡単にまとめると、

・1月に入ってからあまり勝てなくなった。(トレードチャンスも減った)
・下げ相場になった。
・先が見えない。

この辺でしょうか。自分の時間と資金という最大のコストを投入しているにもかかわらず、得られる対価が減ってきたことが主な要因です。相場を16年もやってると、ああこの相場はあの時のアレに似てるなあという経験則が身についてくるため、少しのミスくらいならKKD(勘、経験、度胸)で何とかなってましたが、損益以上に仮想通貨市場の先が見えないことに強い不安を感じています。

去年は特に機関投資家もあまり参入せず、個人投資家を主体とした牧歌的な市場であり、更に仮想通貨の総時価総額が毎日高値更新するという成長局面にありました。そこから規制の話が出てきて、行き過ぎた価格の調整も相まって年末組がやられてしまっているという状況が今の今ではないでしょうか。

現在問題とされている仮想通貨取引に対する規制については、G20を主体とした世界規模の規制の話が何度もぶり返されるでしょう。その際に乱高下だけしてトレンドがない市場でかつ、投資家が少しずつ減っている市場で勝てる気がしないのが本音なところです。

言わずもがな自分は投資家ではなく投機家であり、人が儲かった儲かったと言っているときにその10倍儲けを出し、人が損したというときにはもう市場から手を引いていなければならないと思っています。これが人の欲が入り乱れる相場の世界で長く生き残る術だと信じているため、今回はここで一旦手を引かせて頂きます。

引退の気分になったのは久しぶりでしてリーマンショック以来10年ぶり二度目。リーマンショック時は、サブプライム問題が露呈する半年前、2008年の3月に米国の証券会社ベアスターンズが破綻し、理由もなく全ての株が下がり始めました。サブプライムローン?そんなの日本は関係ないだろと、自分も周りの投資家もまた上がることを期待し、押し目買いしたり、空売りで利益を出そうと頑張ったのですが、その後半年で40%の資産がなくなりました。ダメになる前にスパッとやめるのは非常につらいのですが、このまま続けていくと前回と同じになりそうな予感がします。

不動産でゴールドクレストという会社があります。リーマンショックの1,2年前に新規の不動産取得をやめたそうです。周りのデベロッパーはイケイケドンドンで銀行から融資を引っ張り高値で土地を買い、上物を立て、成金投資家にはめ込んでました。老舗のゴールドクレストはビビりだ。と業界でも言われていたそうです。

その後リーマンショックが来て、当時マザーズに上場していた不動産デベの大半は破綻していなくなりました。ダヴィンチHD、アセットマネージャーズ、リサパートナーズ、クリード・・・。兵どもが夢の跡です。ゴールドクレスト社長がなぜリーマンショック前に逃げ切ることが出来たのかどこかで記事を読んで感心したのですが見つかりませんでした。残念。
投資家の巨額資金に溺れたダヴィンチ上場廃止の“落日”


20180125_時価総額

それと毎日時価総額を見てきたのですが、底を打ったように思えません。しかしながら暴落が確定するようなネタもありません。結局のところ需給なのですが、出川組が損をして、ローラ組が参入して、その後で誰が仮想通貨を買いに来るのかまったくわかりません。市場が拡大する場面では新規参入組が価格を押し上げる役目を担います。押し目待ちに押し目無しの状況で高い所を新しい人が買ってくれるからこそ価格は上がります。これから先は誰が買うのでしょうか?

上がるか下がるかわからない。この後の新規参入者が誰かわからないというのも臆病になる材料の一つでした。今後の出来高について月次取引高の推移を見守りたいと思っています。


さて、ここからは今まで仮想通貨をやっていたうえで、いくつかのセクターについて言いたいことを勝手に言います。気分を悪くされたらごめんなさいね。

【クラウドマイニング】
大体BTCとBCHのマイニングに合計6000万位突っ込んでますが回収はギリギリとみています。原因は難易度の急上昇。過去2年では2週に一回5.6%の上昇が平均でした。それがこのところ10%以上上昇しています。どういうことか。

クラウドマイニングを提供している業者のサイトでは、今日お金を払えば、明日この位の量が掘れてあなたの収入になります。と提示されています。しかしながら、これは契約期間内ずっと貰える量ではなありません。BTCでは2週に1回の難易度調整を行われ、マイニング参加者が増え続けている2018年現在では2週に1回10~20%貰える量が減り続けています。しかも業者は需要があるからと次々に値上げを敢行しとても採算に合わないものとなっています。それでも通貨自体の値段が上がれば元は取れるのですが、それを見込んでクラウドマイニングに投資するなら直接通貨を買った方が良い気がします。

【格付け】
適当な会社が適当な格付けをすることが増えてくると思います。S&P、ムーディーズ、フィッチが出すならともかく無名なところが出してきて相場が左右されるなんて本当にナンセンス。市場の小ささと情報の少なさが露呈しました。

【ほんとにやめちゃうの?】
ここまで言っときながらですが、仮想通貨の取引から全く手を引く事はありません。リスクの高い短期売買を一日の中で時間をかけて取引することをやめようと思っています。あと一回も成功していない長期投資も。

じゃあ何をやるかと言えば、ハードフォークやレンディング、あとはアービトラージといった、リスクの少ない所を、自分の時間を取られずに半自動で回していきたいと思います。

【結びに】
又、仮想通貨市場が盛り上がり、ビットコインが200万を超え、リップルが400円を超え、ビットコインキャッシュがビットコインの時価総額を超え、イーサリアムを利用したICOが世界中で広がり、世界中の取引で仮想通貨が使われるようになることを願っています。市場参加者のみんなが儲かる地合いになったころ、再び自分も投機家として短期売買に挑もうと思います。

16年相場をやっててこの一年間は最もエキサイティングな一年でした。仮想通貨の未来に賭け、今後も市場に残る熱い仲間たちのご成功とご健勝を祈念し、一旦の引退の挨拶とさせて頂きます。今までありがとうございました。